火星人、金星人、水星人、それぞれを地球の国に置き換えたのならば、社会派映画となっていたであろう。
報道は真実を映さず、政治家は嘘を語る。
美しい星と自覚するためには、地球から離れて見なければわからない。
デフォルメした物語のようだが、製作後時間の経過とともに現実味を帯びてくる。
地球温暖化は問題なく、そんなことを考慮する必要がないと言うことが、罷り通る世界になろうとしている。
そして一昨日、ボタンは押されてしまった。
あなたは、ここまでわかっていたのに、何で最後まで見届けようとしなかったのですか。
先に星に帰らずに、今こそ戦ってほしかった。