凄い。
青春ロードムービーなんだけど、なんてゆうか今まで見た青春ロック映画とかの中では一番スレスレを歩いてるとゆうか細いけど、強い線の上で物語が進んでいると言うか。
34歳17回目の17歳のおじさんと、歌と嘘泣きが得意の17歳の女の子が主役の映画って情報から想像してた以上の深さ。
強いけど弱くて何が自分かがわからなくて自分の居場所がわからなくて17歳って子供とも大人とも言えない刹那的な年代をうまく生きられない2人が日常から逃げて家出して行き着いた場所は場末のストリップ劇場。何となく居着いて自分たちとはまた違う17歳と出逢って、家出の表向きな理由でもあった探していた答えは想像の答えとは違って、、この逃避から導かれた2人の決断は…！
こんな映画を当時17歳が撮っただなんて信じられない。いや、17歳だからこその等身大の青春なんだろうけど、それにしてもこの表現は見事。17歳の自主制作の域を超えている。他の作品も観ます。
リカコとノブオとマリアと松本花奈監督、4人の17歳で脱脱脱脱17歳って事なのかな？
リカコ役の子がやっているバンド、the peggiesもCD聴いてみたくなった。上手い。
