いちじく

ザ・プレデターのいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・プレデター(2018年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

プレデターシリーズは第一作目のみ鑑賞。

スナイパーの主人公がプレデターを目撃するが政府の口封じで精神病患者として収監される。
政府秘密機関に捕らえられていたプレデターが脱走。どさくさで主人公はPTSDの退役軍人達+進化生物学女性博士と共に逃げ出す。
拾ったプレデターの装備を自宅に送り付けていたので息子に危険が迫り助け出すが、政府機関に拉致されてしまう。
主人公達・政府機関・プレデターの三つ巴になるが主人公達と政府機関が協力。主人公と息子と女博士だけが生き残ってプレデターを倒す。
最初に来たプレデターが残した対プレデタースーツが解放されて主人公はニンマリ。


登場人物達は魅力的でコメディな掛け合いも楽しいが、それぞれのドラマは控えめで主軸になる親子関係もあまり深掘りされず。

敵役がプレデター陣営と政府機関陣営の二ついて、さらに内部分裂していたりで混乱する。目的も良くわからず。
人類に協力するつもりの最初のプレデターがなぜか好戦的。

主人公は軍人殺しまくりなんだけど何故政府プレデター対策機関の要職に就けるのか疑問。

後半の森での戦闘で急に命が安くなる。誰が死んでるんだかわからず。
宇宙船に乗り込む戦闘で盛り上がるが、キリスト教徒は自殺未遂黒人に殺されたようなもん。
くどいぐらい前半でプレデターの透明化能力を手に入れた描写があるが、さほど活かされず。

プレデターと人類の交配可能性が示唆された後に女博士が素っ裸でプレデターと対峙。セクシャルな展開を予感したがならず。
事故とはいえ息子がハロウィンで人殺しちゃってるけどいいのか?
息子の吹き替え声優さんが当時10代前半の子役?拙いながらも頑張って演じてしまっていて、障害のある少年の役としてはしっくり来ない。
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