オデッセイのいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

火星に取り残されたマット・デイモンが排せつ物パックと火星の土でジャガイモ栽培して飢えをしのぎ、Uターンしてきた仲間達に拾ってもらって地球に帰還する。


軽い冗談をいいながらのサバイバル。テンポも良くて楽しいんだけど、何故かあんまりノレなかった、、、。
・地球から遠くはなれた主人公を救うために国を越えて手を取り合って協力する。
・主人公が生き残ろうと創意工夫する。　
この二つだけの話で２時間２２分とかなり長い。主人公を助けようという動機も人道的価値観から/仲間だからというだけで掘り下げがないのでカタルシスがない。キャラクターの心情がどこか表面的に感じてしまい、、、自分の心には刺さらず。
中途半端に地球視点が入るので『ゼロ・グラビティ』や『ライフオブパイ』のような体験型映画と比べると物足りない。

役者も何故か魅力的に思えず、、、バランスが合わないのかなぁ～？

独断行動をしたクルー達をクビにすることで物語を現実的なものに落とし込もうとしてるんだけど、ご都合主義を隠す表面的な苦味のようであまり好きになれない。