【サメステイサム映画に不満足な方必見！サイコーのボンクラコメディだ！】
『MEG ザ・モンスター』がレイティングの関係で、甘口ステイサム映画となっており、サメとハゲの仁義なき戦いを楽しみにしていた人を少しがっかりさせた。
しかし、その翌週に、俺たちが観たかった祭映画がやってきた！その名も『ザ・プレデター』。残忍なんだけれども礼儀正しく、滑稽なキャラクター、プレデターが帰ってきた！
それも、ボンクラ映画のシェーン・ブラックの手により進化して帰ってきた！
かつて、木曜洋画劇場で、筋肉バカ映画を愛した私には懐かしくて堪らない作品でした。しかも、シェーン・ブラック監督は分かっている。プレデターはボケ役だと。怖いのが取り柄じゃないと。
ひたすら真顔で暴れるプレデター。礼儀正しさ故に魅せるスキありガバガバ感が抱腹絶倒レベルに滑稽だ。
しかも、本作にはボケしか出てこない。頭が悪すぎる陽気な軍人達が、プレデターにビビることなく立ち向かう、、、と思いきや、プレデターを放置して人対人の痴話喧嘩ばかりしているではありませんか！確かに、プレデターと人との対決シーンは思いの外少なく欠点に見える。
しかし、この、ゆるゆるガバガバ感が愛おしく感じる。しかも、ゆるゆるなのに、人の殺し方に関しては、圧倒的手数、残忍さを妥協することなく魅せてくれる。
これはもう、ご褒美と言っても過言ではないだろうか？
