ハゲムボン

ザ・プレデターのハゲムボンのレビュー・感想・評価

ザ・プレデター(2018年製作の映画)
3.5
プレデターという存在が大好物の私にとって、いくら内容が酷かろうとフィルマークス的にプラス0.6〜1.2はスコア上乗せされるほどの物なのですが、今回はプレデター成分薄めの、急造チーム奮闘ものとしてまあまあ面白く、何とも中途半端なスコアに落ち着きました。

期待してたあのアルティメットプレデターが思いのほか活躍しないのが問題です。
ぶっちゃけプレデター生身よりも多種多様な武器の方にかなり魅力の重みが置かれているので、まずマスクをしないでうろつくアルプレさんは面白みが半減です。
あのアンカーみたいな新作武器は微妙すぎだから、キングスマン2やデップー2みたいな電撃的な要素があればまた違うのに。
プレデター映画はキャラ(ガジェットを愛でる)物という認識なので、AVPは最高でした。

しかし面白くないかといえばそうでもなく、人間の各キャラがしっかり立っていて期待してないところで愛着がわきました。
魚や爬虫類、両生類の餌のミルワームやコオロギに愛着湧く感覚。(飼ってないけど)

MVPは主人公の息子がバリア作動するとこね。
敵の武器を逆手に取る展開、大好物です。

まー何にせよ、普通のアクション映画としてもまあまあ楽しめました。
ラストに出てきたアレは流石にテンションあがりましたけどね!!
次作があるなら今作よりも楽しめるのではと期待してしまいます。
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