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未来よ こんにちはのnonのネタバレレビュー・内容・結末

未来よ こんにちは(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

《2018年レビュー》
60代のイザベル・ユペールまだまだ美しいですね。最初から最後までインテリで自信家で情緒不安定な感じをうまく演じていたと思う。夫に浮気され突然離婚宣告されたショックと認知症の母を施設に入れ死に追いやってしまった罪悪感、これだけでも相当なダメージ。しかしながら気丈ですね。全体的になんとなく分かるような、分からないような心理描写。あの教え子とは一体どういう関係なのか、母との関係、娘の涙の意味、猫を手放した理由、別れた夫との距離感などなど今ひとつ掴みきれなかった。もちろん哲学の知識があるわけでもないのでその辺りの内容はポカーンでしたがパリの高校の雰囲気がとてもよかった。社会を変えるための行動を起こすことでなく、子どもたちが自ら考えて行動出来るように教育に携わることが使命と教師役のユペールが言っていて、社会を変える原動力ってこういうことなんだよなと感じた。
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