ジョン

透明人間のジョンのレビュー・感想・評価

透明人間(2019年製作の映画)
3.9
「見えるのは、殺意だけ。」というキャッチコピーが見事すぎる。死んだはずの夫の殺意だけが、ありありと見えてくる。しかも「サプラ~イズ」という不気味さなジョークを交えながら。ワッとビックリする場面はあまり無いけど、常に精神的な恐怖がつきまとう。
古典的な話を、フェミニズムなどを取り入れながら上手いことアップデートしていて、面白いだけに留まらないのも現代的で良い。

何と言っても主演のエリザベス・モス。彼女の演技が素晴らしい。恐怖、驚愕、悲嘆、そして憤怒。顔の演技が上手すぎ。まじヴィジュアルだけでキャスティングしちゃいかんなと思った。
ジョン

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