Tai

透明人間のTaiのレビュー・感想・評価

透明人間(2019年製作の映画)
3.9
ほぼ満席でした。前後左右の席は透明人間だけど。


主人公セシリア姐さんが粘着質系の透明人間さんに迫られまくるお話。

タイトルがダイレクトすぎて良いですよね。まさに透明人間にビビらされに行く映画!
ただ、使い古された題材のようでありながら、透明人間をテーマにしたホラーだと直近で『インビジブル』ですかね?もう20年も前の作品になるんですね!

何にもないところを映すだけで〝いるかもしれない感〟がマシマシで緊張感が高まりました。
見えないものに与えられる恐怖な訳ですが、透明人間の存在が現実的に出来そうな感じがして良かったです( ´∀`)b
過去の透明人間からしたら斬新な演出が非常に面白かったですね◎

で、更に本作の面白かった所が、主人公のセシリア。
冒頭からチワワ並みに恐怖でプルプルしているのですが、執拗に透明人間から与えられるショックにより「アイツ、絶対ぇ許さねえ‼︎」というスイッチが入ってからが最高でした◎
もう、どちらが追い詰められているのか分からなくなる程の、見えない敵との応酬。
見えないとはいえ幽霊と違い物理攻撃が効く相手なので戦えちゃうんですよね。
何もないところを叫びながらポコポコ殴ったりしてるのは、撮影中ちょっと楽しそうとか思っちゃいました。笑


鑑賞中に5回くらいビクッとしたんですけど、1番ビックリしたのは、静か〜で緊張感高まるシーンで隣の隣の席の方の携帯からバイブ音が鳴り響いた時ですね。
ビックリした。本当ビックリした。でも、作品に合ってたから良しです( ´∀`)b
Tai

Tai