若者だった彼らがすっかりおじさんになっていて月日の経過を感じたけどやっぱりあの時と残念なくらい中身は変わってなくて、、、そんな彼らが痛々しくて愛おしくてたまらなかった。
主要人物だけではなくて脇役で出演していたキャストも予想以上にでてくるのが嬉しかった。トニーの事にしっかり触れてくれているのも嬉しかったポイント。
前作にでてきたセットやロケ地にいちいちジーンときてしまうし、前作でお決まりだった Choose Life の台詞が今作でも聞けたのが感動。前作の冒頭にあったエディンバラの街を疾走するシーンをあのタイミングでインサイトさせてくるなんてずるい、、。ちゃんとトイレもでてきてちゃんと汚くて安心した。(?)
前作にはなかったルンバやスマホ、加工アプリ、SNSがトレインスポッティングの登場人物達の身近にあるのがなんだか不思議で、ほんとにあれから20年経ったのだな、、としみじみ。
続編として細かいところまできちんと作品が機能していて大満足。ダニーボイルの映画はユニークなMVのようで、いつ観ても楽しませてくれる。