ドラッグとか犯罪とかバイオレンスシーンが多くて、前作同様、やっぱりおもしろくないなぁ、何でこんなに人気なんだろう?と思って
ネットで色々と解説を読んでから、もう一度見てみて、面白さがわかった。
2回目は、あらすじが分かっているので、安心して見られて(1回目は、誰か死ぬんじゃないかとか思って、こわごわ見ていたので)
色々とギャグ要素も笑えました。
パブでの喧嘩のシーンとか、駐車場での逃走劇とか、他のスパイ物で見るようなシーンが出てくるけれど、本作では、そこに第三者(平然と見物しながら静かに飲んでるお客のおじさんとか、逃走劇に巻き込まれた車の運転手とか)がいることで、映画のかっこいいワンシーンみたいになりきれないという、
情けなさというか、普通の人間の現実というものがあって、そこもくすっと笑える。
あと映像美も楽しめて、エディンバラの空港から街への移動の間の風景や自然の風景(ランニングのシーンとか、お墓参りのシーンとか)は
実際に行ってみたいと思ってしまうほど美しいし
普段のシーンもよく見るとおしゃれであったり
喧嘩の始まるシーンも、カットが工夫されていることにも気づいたり。
もう中年なのに、相変わらず少年みたいなやんちゃをしてるあたりが、かわいいというか、
実際にいたら迷惑だけど、大人になりきれない中年たちが、少年みたいにやんちゃするお話ということで
そこがこの映画の面白さなんだな〜と思いました。