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インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのNAOZYのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を観た。
インディシリーズ5作目で今回はスピルバーグ監督ではなく「フォードVSフェラーリ」のジェームズ・マンゴールド監督。ハリソン・フォードがインディを演じるのはこれが最後だと言う。
若きインディを演じたリバー・フェニックスが生きてればバトンタッチができてたかもしれないが、やはりインディはハリソン・フォードしかいないだろう。ルーカスフィルムがディズニー傘下になったことによって、この優良フランチャイズをこのまま終わらせるとは考えられない。スターウォーズという魔法のランプを擦り過ぎて価値を下げているところを見るとインディ・シリーズもそうなるのではないかと不安にもなる。
今回の作品はハリソン版インディの締めくくりということで刮目しよう。

ここからネタバレ注意⚠️

冒頭、袋を頭から被ったドイツのナチスの兵士が尋問を受けるために連れて来られる。袋を取ると40代のインディの顔が現れる。ここはCGによってハリソンの顔を若返らせていて、懐かしさも含めワクワクさせてくれる。今回の悪役マッツ・ミケルセンとの格闘の末、神秘のダイアル「アンティキティラ」を手に入れる。
それから20年以上の時が経った1969年。
老齢のインディは大学教授を続けていたが、この頃の若者は過去の歴史より未来の科学に夢中になっている時代だった。アポロが月に到達して宇宙飛行士たちのパレードが行われているのを横目にしながら自らの老いを感じざるをえなかった。そこへ友人の娘ヘレナと出会いアンティキティラをめぐる冒険の旅へ出かける。
今までのインディシリーズを見てればわかるお約束の気持ち悪い生物に絡みつかれる場面があったり、サラーやマリオンが再登場するのもファンには嬉しいところ。
最後の締めくくりもインディとマリオンがレイダースで見せた3段階キスを再現するなど心憎い演出。
これでハリソン版インディは終わりますが、ディズニーがそうたやすく終わらせる訳がない。
次のインディはクリス・プラットがやってそう(笑)
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