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インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのMtaskのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

あのインディージョーンズが再び帰ってきた待望の作品。

アレキメデスが残した運命のダイヤルをめぐり、ナチス残党との争いが今回の物語。これまでもオカルト的なテーマを取り扱って来たが、今回は時間旅行である。最後はインディーを古代エジプト時代に本当に置いてくるのかハラハラしてしまった。そういう幕引きも考古学者としては本望なのであろうから、個人的にはそれもアリだと思うが。

インディーが受けた銃弾の数や邪教に黒き水を飲まされたことなど、これまでのインディー作品で出たワードも絡めてあるのは嬉しかった。また、サラーやマリオンなどこれまでの映画に出てきた懐かしいキャラにも会うことができた。

息子のジュニアが戦争で亡くなってしまっていたのは驚きだった。クリスタルスカルの終わり方では、何かしらかの次の活躍があるだろうと思っていた演出だったのだが…。

敵方のボスである元ナチスの科学者を演じるのは「ファンタスティックビースト」でも話題となったマッツ・ミケルセン。今回も趣きがあり優雅で思想の強い非常に素晴らしい悪役だった。

インディージョーンズの集大成といえるであろう作品。非常に良かった。
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