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インターステラーのMtaskのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

最近フォロウィングを見てノーラン作品に触れたので、かねて気になっていたインターステラー視聴しました。一言で言うと凄まじい作品でした。ノーラン監督は天才なのか。

時空を超えた家族愛が描かれた作品かと思います。

物語前半に張ってある伏線を後半に全て回収するスタイルはノーラン作品の定番なのでしょうか。冒頭にインタビューしていた老人たちがマーフたちであることに気づいたときは鳥肌が立ちました。ノーラン監督は視聴者が気付けるようにちゃんと取っ掛かりを残してくれていて、「そうだったのか!」と気づく、この瞬間が快感ですよね。

あらゆる学問に精通していて、人類の未来を託されるような人たちであっても、結局自分たちの欲望に勝てる人はごくわずかなのだろう。マン博士の裏切りには驚愕だった。

途中、科学では解明できない不明の力である愛の力なんてものを口にしだしたときには「ここまで来てなんてことを。」と思いましたが、最終的に愛の力で答えを導き出しているのを見ると侮るものではないと思いました。上手い言葉が見つかりません。結局、アメリアの恋人の星が正解の星だったし、マーフが父のモールス信号に気づいたのも愛の力ですよね、きっと。

結局、クーパーたちをあの宇宙の彼方に読んだのは別の高次元の存在だったのか、クーパー自身が呼んだのか。地球を捨てて木星軌道上に移り住んだのか。自分の理解力ではちょっと分からなかったのですが、自分なりに解釈して落とし込もうと思います。

是非、まだ見たことのない人は見てほしい作品です。
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