ヘッドチーズ

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグのヘッドチーズのレビュー・感想・評価

4.7
これは1人のこそ泥から救世主に生まれ変わるまでを描いた人生賛歌だ。

少年マンガ(ジャンプやマガジン)やアメコミ好きな人、かつて好きだった人にオススメの逸品。
特に30代以上の人、アメコミ映画に飽きた人に見てほしい。
ど派手なCGや大爆破はなく地味だけど、ヒーロー映画にはないドラマがあって好き。
新人監督の映画とは思えないクオリティです。

ギャングもの
程よいエロ要素
笑える下ネタ
胸アツな超人バトル
主人公がこそ泥のオッサン
少し残念なヒロイン
敵がイケメンなサイコ野郎
ダーク&シリアスな世界観など
見所は多い
個人的に主人公とヒロインが廃墟の遊園地でデートするシーンが好き。

鋼鉄ジーグは名前しか知らない俺でも充分満足できる映画だった。
イタリア映画(特に西部劇)らしい哀愁漂う作風もGood。EDのアコースティックで歌う主題歌は余韻抜群!
ズシリとくるけど最後には元気をくれる映画。
ヘッドチーズ

ヘッドチーズ