ローマ法王と言えばコンクラーベくらいの知識しかなく法王になられる神父様の静かで良識的な人生を描いた映画なのだろうなと思いながらの浅はかな状態で映画鑑賞。神父様がかくも神に仕える者として力強く地域の問題、国家の問題に対して文字通り体を張って関わり本当にそれを解決する力になっていることに驚き、さらに現在のローマ法王がヨーロッパ以外ののアルゼンチン人であることにキリスト教の公明正大なる評価の上に立った懐の深さに感じ入りました。さて、政教分離後の我らが日本国の仏教の道を唱えるお坊様達はいかがなのでしょうか。