現ローマ法王フランシスコの青年時代から法王になるまでの軌跡。
メインはアルゼンチン軍事独裁体制下において、青年フランシスコがどういったスタンスで非道な暴虐的弾圧を受けた人達に接していたか。
そして、…
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【右手で握り締めるロザリオ】
主人公が神父を志す頃、アルゼンチンの政治は不安定となり、軍事独裁政権の支配下に。反政府主義者に対する弾圧で、司祭達や教会を頼る民間人も捕われ拷問や死刑の対象になります…
【現ローマ法王フランチェスコの半生】
現ローマ法王フランチェスコの青年時代から法王になるまでの半生を描いています。
彼の出身地アルゼンチンでは長らく軍政が敷かれ、教会も民衆も圧迫されていました。…
初のアメリカ大陸出身である現ローマ法王フランシスコの若き日に焦点を当てた本作は、社会主義政権と軍事独裁がせめぎ合った南米現代史全体をも広く照らし出す。神父らの暗殺へと先鋭化する弾圧と、ドイツ留学や辺…
>>続きを読むアルゼンチンの苛酷な軍事政権時代を中心に、ベルゴリオという名の青年、後の現法王の異色な半生を描いた話。
軍人「ご理解ください。私は任務を遂行しているだけです。あなたと同様に命令は絶対です」
ベルゴ…
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衝撃だった。
軍事政権の理不尽さに終始腹が立った。
司教をも簡単に殺せてしまうなんて信じられないし、ましてや言論の自由すら奪われてしまって、過激なことをしていたわけでもないのにもかかわらず拷問され活…
『2人のローマ教皇』(2019)は見やすくて見応えがあって、キリスト教信者関係なく誰しもに感動を呼ぶ内容だった。
個人的にアルゼンチン🇦🇷人の現ローマ法王には興味があるので、ヴィム・ヴェンダース監…
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