なんちゅうエグロ（エグい✖️グロい）作品だろう…。
人間のいやーな奴らしか出てこない。
都合の良いように解釈をしてどこか自分は傍観者の如く語る。
真相が各々の見方で違うのは、どこか『羅生門』を思わせる。
ラストは衝撃とまでは行かない。
というより皆どこかで気づいているのではないだろうか。
でも見ないフリしてる。
それこそがバスの中の空気感で表されている。
本来敢えて見ないようにしてきたドス黒い人間の根底を、
無理やり目ガン開きされて。
ドライアイで助けて！と懇願してる所を、
目薬代わりにツバ垂らされてるような。
そんな不快感。
