このレビューはネタバレを含みます
エリートサラリーマン一家惨殺事件が迷宮入りして1年。週刊誌記者の田中は再び関係者へと取材を進める。
一見、理想的な家族だったが、取材を進めて見えてきたのは別の顔だった……
なんだかすっきりしないラスト。
全て匂わせで何一つはっきり言わない。
これは、伝わるでしょ？ということだと思うが、行間を読むのは小説ならいいと思うけど映像で見る分にはすっきりさせて欲しいと思ってしまった。
惨殺事件の猟奇さに振り切ったわけでもなく、人間的な怖さや汚さにすごく振り切ったわけでもなく、すっきりさせてもくれなかったので、観ていて感情が揺さぶられなかったところから個人的評価は低め。
満島ひかりの演技は相変わらずすごい。
