岡田くんの表情がすごい。
数えるぐらいのパターンしかないのにBGM がなくても画面に耐えうるのがすごい。
小栗旬が守りたいもの、柄本佑が守りたかったもの、それに対するあっけないとも思える事の顛末も含めて喪失感がすごい。
岡田くんのずっと退廃的な雰囲気、なにに焦ってるのか、何を守ろうとしているのか、しいて言うなら「自分自身」なのか。それだけが掴みきれなかった。小栗旬と柄本佑と比較させて「寂しさ」を表現したのか。
プロローグにある月食には「一時的な消失」って意味があるとか。今回の事件で忘れようとしたものが再び目の前に出てくる、そんな表現手法なんやろうか。勉強になる。
とにかくいろいろ考えさせれた良作。