ホーランド33

オールド・ジョイのホーランド33のレビュー・感想・評価

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)
4.0
『テキサスに休暇中も働いている写真だ』
『街には木があるし、森にはゴミがある』

中年になるとステータスが別れてくる。独身、既婚子なし、既婚子あり。住んでる地域、生業の仕事…そんなこんながあり、友情は長続きしないのだ。

自分の場合は仕事で過去一緒だった人しか友はいないので、学生時代からの友情はない。そのため、真の意味でのこの映画の空気感を感じとる事は難しい。

この二人がまた会うことはあるのか?無いのかもしれないなと。ヒーリング映像と、居心地の微妙な関係性の古い友達二人が特徴的な作品。

優男風のダニエル・ロンドンが家人っぽくて他人とは思えなかった。彼の思索している風の眼差しと、ウィル・オールドダムの武骨な顔立ちが活かされていた。

カートが車を去るシーンでにこっとするのが、妙に切なく心に残った。名作になる予感のある作品✨

温泉は良さそうだったけど、ロードムービー風の部分は山深くて、実家にいく道路みたいだった(・。・)

世界意識というか、生活不安とか、色々考えていることは似かよっており、人類皆兄弟なんだなぁと思った。

そういえば、カートはマークがすきだったわけじゃないよね?BL的なあれかと、、いや、違うよね。