見終わった後、たまたま最初に見たLGBT当事者の感想がいろいろ腑に落ちる
http://ayanie.net/blog/1136
『LGBTを取り扱う作品ってどうしても「作った感」があるものが多く当事者としても「いや、ないから。そんな気持ちにならないし」ってよく感じるんです。
その違和感が全くない。』
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「かもめ食堂」でも感じた雰囲気の良さをそのままに、「作った感」に陥ることなく、みずみずしく、時に痛々しく、描かれてました
母子関係も話の大きな軸ですが、生田斗真の役と母親役の関係は、この作品のインスパイア元になった実話があるらしく、なんて素敵なん!と感嘆
LGBTに対する悪意・敵意のまなざしも当然描かれ、痛々しい事態も起こる
敵意の源も『「そういう人たち」からあなたを守る』だったりするのがリアル
主役の子の最終的な選択は、「あ、そっちか。そりゃそうかもな」と思うけど、彼女の世界の選択肢は広がっている
そしてラストカットは笑った。全体的にユーモアもよし