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ラプチャー 破裂のhi1oakiのレビュー・感想・評価

ラプチャー 破裂(2016年製作の映画)
2.4
【rapture(歓喜・狂喜あるいは携挙)】じゃなくて【rupture(破裂・断絶)】なのね。前者かと思ってて勝手にキリスト教的な意味を深読みしてた。
言ってしまえば『マーターズ』みたいな狂信的で理不尽な怖さを描いた話なんだけど、まぁヌルい。
ここで終わっちゃダメだよなぁ…というところで終わる。
遺伝子カルト集団の皆さん、狂信的なようで事情をちゃんと説明しないあたり、後ろめたさを感じちゃう罪悪感あるんじゃん!
“恐怖症”というものを“拉致監禁”モノとして描きながらも、拷問ホラーにさえなっていない作品。この話だったらレネーの脱出劇よりも、カルト側の視点で生活や目的をもっと描いた方が面白かったんじゃないかな。
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