eiganoTOKO

ドラゴン・タトゥーの女のeiganoTOKOのネタバレレビュー・内容・結末

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

OPタイトルのクオリティ高すぎ!
バキバキのPV。
ヤーヤーヤーズのカレンOは「かいじゅうたちのいるところ」のタイトル曲も歌ってたけど何やらせても魅力的だな。
レッド・ツェッペリンは映画に曲を使わせないらしいが、カバーなら良いのね。
めちゃくちゃカッコ良いんだけど、opと本編とのギャップがすごい。

内容はミステリー探偵物だが、女性の生き辛さを描こうとした、とフィンチャー監督。
父と兄に性的虐待を受けていたハリエットの怒りを、自分の怒りに重ねて復讐していくリスベットが素晴らしく、そしてとても怖かった。
男性に嫌気をさしてレズビアンになったリスベットがやっと心を許した男性ミカエルに「父親を8割燃やした」という告白をする。ミカエルはひいてたよ…
だけどよく考えて欲しい。父親から性的虐待をされていた、というのは殺したいくらいの事。その気持ちも理解されないのがとても悲しいがそれがまさに女性の生きづらさなのです。
ミカエルのことを「友達」と言って自分の気持ちをごまかしてるリスベットが、プレゼントわたそ〜〜っとうきうきしてると、他の女とイチャついてるミカエルにがあーん!
ゴミ箱に捨てる失恋の瞬間がとても切ない。
幸せになってください…

追記
レイプしてきたデブのクソ野郎に、お仕置きするシーン最高
eiganoTOKO

eiganoTOKO