聖書
これまた「セブン」要素のあるデヴィッド・フィンチャー作品。
ルーニー×ダニクレという最強カップル！！！！！ありがとうございます(歓喜)
OPから「移民の歌」をぶち込んでくるので驚き。好きだな…
名誉毀損裁判と40年前の少女失踪事件が主役の2人を結びつける。後者の事件がかなり登場人物が出てきて難解です。
テーマとして性犯罪を扱ってるのでかなりレイプシーンがしんどい。モザイクシーンが出てきますが惨いレイプに限ってモザイクがなかったりする。苦手な人とか女性は本当に閲覧注意かもしれない。とにかくルーニーちゃんが体当たりで演技をしていました。後々、クソ男にも天罰が下るのでご安心を。リスベットの「その後の性生活はどう？」みたいなセリフがあるんですが、そのシーンでとってもスッキリしました。お手製タトゥー効果てきめん。
聖書にまつわる殺人なので、そこはちょっと「セブン」と重なるところが見受けられるかも。こちらも写真としていろいろグロめなものが出てくるので苦手な人は注意です。
ダニクレは相変わらず色男すぎました。007また観たくなってしまった…今回はメガネの破壊力がすごかった。あとネコに優しいところ好きです。ルーニー演じるリスベットを頑なに「助手だ」と即答するのも可愛い。もうダニクレレベルの紳士だったら年の差関係なく結婚しちゃうよね…好きです。笑
ハリエット失踪の事実もあまりにも悲しいものだった…犯人に対して最低としか言いようがない。最低。
ミステリーとしては面白かったです。一癖あるような金持ち1家なので、みんながみんな怪しく見えるのがよかったかな。
そして、ラストのあのリスベットの表情…思わず私も唇をぐっと噛みました。これが宿命ということなのかな…結構長い作品だったのにラストがあまりにもスっと終わってしまったのでちょっと物足りない気もしました。
