少女と豚の友情映画。
アメリカの大企業ミランド社がスーパーピッグコンテストを打ち出した。それは奇跡の豚を26の地域で育て、優勝を決めるというもの。10年後、26の地域の一つである韓国の山奥ではオクジャと名付けられたスーパーピッグがミジャという少女と仲良く暮らしていた。しかし、コンテストに優勝したオクジャはアメリカに連れてかれてしまう。果たしてオクジャとミジャは再会できるのか…という話。
スーパーピッグのオクジャは豚というよりカバに見える。オクジャとミジャの信頼に結ばれた関係は見ていて微笑ましい。会話してるみたいな描写が何度かあったのがビックリ。何話してたんだろう。
物語の後半では現実を突きつけられました。豚を食べるまでにどのような過程を経るのか、知ってはいるけど目を背けたくなる現実。動物をビジネスとして扱っている事実。ただわたしたちはそれを知ったうえで今日も動物を食している。だからせめて、全ての食べ物に感謝を込めて「いただく」のが大切だと感じた。
面白さと気持ち悪さの両方を含んだジェイク・ギレンホールが最高でした。