このレビューはネタバレを含みます
ポン・ジュノ監督、オスカー受賞おめでとう！
な理由ではないけれど、せっかくNetflix入ったんで、前々から観たいと思ってた本作を鑑賞。
勝手にジャケ写のイメージからダークファンタジーかと思ってたら、中々のエンタメ作品。他のレビュアーさんも語られてましたが、「となりのトトロ」からの「キングコング」展開。
ポン・ジュノ監督は、ちゃんと観客を楽しませるツボは心得てる。だからアメリカで受け入れられるのか？....
けれどやっぱり毒もある。終盤の展開考えると、小学生以下には観せないほうがいいかも.... うん、自分の娘には観せない。食に影響出ても困るし(^-^;....
あのトンチキ博士がギレンホールだったと気付かず観終わってしまった。
ポール・ダノは独特の雰囲気ですぐわかるんだが、もっとねじれたヤツかと思ったら意外にまっすぐだった。
あ、ウォーキング・デッドのグレンも出てたよね!? 彼はほぼグレンと変わりなかったね。
主役のミジャ役のアン・ソヒョンも素晴らしい。将来が楽しみ。
食糧問題、人間が潤う為に他の動物を犠牲にしていいのか問題は、大きすぎて重すぎて、ちょっと一旦横に置かせてください、て感じ。
聖なる場所から俗へ.... そしてまた聖なる場所への帰還。
オクジャにとっては幸せだけど、ミジャはこれでいいのかな？て、ちょっと思ってしまった。
「お前ももう年頃の娘だ... 一日中、山の中でブタと一緒に暮らしてほしくないんだ」
爺ちゃんの心配も、わかるんだよなぁ...
