キー・ホイ・クァン③作目

タイトルにキー・ホイ・クァン名前が入っていますが、主要3人の内の1人で、1985年『グーニーズ』に出演した後の台湾映画。

多分みる人は少ないと思われるのでストーリーを簡単に説明しますね💦(ネタバレ含む)

特技団(歌舞踊団?)に捨て子として拾われ、天童よしみ似の団長に育てられたカン(キー・ホイ・クァン)は手癖の悪いスリが得意な子どもに成長。
グーニーズのベータ役の影響かメカが得意な設定です。

団長の姪は美貌を武器に男から金を巻き上げる詐欺師。
同じアパートの顔見知りのリョウはドジな詐欺師。

特技団の団長は宋社長(リョウの人と二役)から借金があり、法外な利息を払えないなら土地から出て行けと迫られる。

この3人が団長の為に人々からお金を騙し取り、宋社長に化けて借金の証文を盗みにアジトに入る。義賊っぽいけれどやってることはトンデモナイです😁

コメディタッチの流れですが、ラスト30分で激しいカーチェイスや建物爆破など何もそんなに詰め込まなくても…と苦笑する展開。
高いビルからの落下や格闘シーンなどスタントマンさん活躍していて緩い中にも見所有り。

キーはベトナム(サイゴン陥落時)から香港→アメリカに渡った経緯があり、中国語で出演しているので語学力は凄いです。
↑訂正🙇
カンちゃんのセリフは吹替で、キー本人の声ではなかったと教えて頂きました。
キーはマルチリンガルと聞いていたので気が付かずスミマセン💦

まだ格闘技は本格的にやっていない感じですが、持ち前のすばしっこさと身体能力の高さからのカンフーの構えはいい感じですね。
日本で云うと「ケンちゃんチャコちゃん」のケンちゃんみたいな印象のキーでした。


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XXXXX さんから頂いたコメント
がきっかけで鑑賞出来ました。有難うございます♡
視聴方法はコメント欄に

• #キー・ホイ・クァンを探して
• #ジョナサン・キー

ブランドン・リーに続きキー・ホイ・クァン全出演作もコンプリートです。キー・ホイ・クァンらドロボー連中が孤児院的な曲芸施設を救う台湾映画で『グーニーズ』にかなり引っ張られた邦題の『ドロボーズ』。これは80年代レンタルビデオブーム時代にキー・ホイ・クァンがトレンディエンジェルの「斉藤さんだぞーっ」ポーズをキメてるビデオパッケージが印象的でした。

キー・ホイ・クァンの格闘シーンはだいぶ様になってる感があったのでもうこの頃にはレオン・タンのお弟子さんだったのかな。タン先生は台湾にテコンドーを広めた第一人者だから台湾繋がりやん。


この映画のどうしょうもないギャグの連続、特にオッサンの背中と生ケツ丸出しの「貧ぼっちゃまスタイル」ギャグは くだらな過ぎて思わず笑っちゃった。『カンフーキッド2』でもオッサンの生ケツギャグがあったし『幽玄道士』でもおデブ所長がフンドシ生ケツでドタバタコメディしてたし、80年代半ばの台湾映画ってオッサンのケツで笑い取ろうとするのよね。

ブタ、アヒル、ウマの「腹が膨れりゃゲップする♫」ショートソングも何だかんだで笑ってしまって結局この手の映画、キライになれないんだな。