なぜ山にのぼるのか?
そこに山があるから。
チョン・ウ演じる後輩ムテクへのパワハラもといかわいがりで鍛えあげるファン・ジョンミン演じるオム・ホンギル隊長との関係性を描く前半。ラ・ミラン、チョン・ベス、キム・ウォネと脇を固める役者陣。チームの結束、チームの強さをしっかりと確認。
山に登って山になる。
登ったのだから、下りないと。
後半は一転、山の険しさの描写。リアリティ。過酷さ、険しさ、苦しさ、孤独、寒さ、飢え…。厳しい状況の描き方は凄まじいものがあります。とにかく凄まじい。なぜこんな過酷なことにトライするのだろうと常々思っていますが、レビューの冒頭の「そこに山があるから」なんでしょうかね…。
チョン・ウ、チョン・ユミ、抜群の存在感でしたが、やはりファン・ジョンミンはさすがの一言。いやあ、すごい。
山、怖い。。。