兄の死をきっかけに、その息子パトリックの後見人になる事になった便利屋のリー。
自身の暗い過去に引きづられ、抜け殻のようになっていたリーにとってパトリックの面倒を見る余裕など無かった。
周囲を遮断し、生きることの希望さえ無くしたようにも見えるリーの姿はどうしようもなく、情けない男に見えてしまうが、そこにはそうさせる過去がある、、
過去と現在が絶妙に入れ混ざり、徐々に明かされていくリーの過去。
元妻役のミシェルウィリアムズは「ブルーバレンタイン」のイメージが強く、あまり好きになれなかった女優さんだったのですが、本作での彼女とリーの会話がとても印象深く、胸に突き刺さるものがありました。
思わず涙、、
ケイシーアフレックの演技が素晴らしい。。
エンドロールが流れても、彼の姿を見届けたかった。