横須賀アット

菊とギロチンの横須賀アットのレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
4.5
菊とギロチンも本当にすごかった!
まずは、三時間のボリュームの中にある喜怒哀楽と革命と暴力の熱量のコンボは、あっという間の出来事のよう。男共のろくでもなさに女相撲のガチさ! 不条理な世界に抗い変えたい、変わりたいと思う感情のぶつかり合いに握り拳をつくってしまう!

暴力的演出も多々あるので苦手な人もいるかもしれないが、何よりも女相撲の力の入れようには天晴れである。あそこが本気だからこそ、この作品の熱量に深みを増していると思う。

そして、近年まれに見る哀れな童貞がみれる。ラスト付近のシーンはうわああ胸くそおおお哀れすぎるううえええうん