横須賀アット

天気の子の横須賀アットのレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
5.0
令和元年にこんなにも尖った世界系が見れるなんて!

新海監督はほしのこえから変わらず新海監督だった。あぁ、やっぱり新海監督は好きだ。純度100%新海誠

そして、俺、大人に成っちまったんだな。

大人に抱く敵対感情や社会に対する壁、中学生だったあの時の、遠く、淡い雰囲気。

天気の子を見て、あの時代に感じていた物があった。

いやー、タイムスリップしてた!

新海監督が語る賛否両論の部分。
夕方6時代にエヴァを見てた世代ですよ!大好物のやつですよ!

出てくる大人はどれもリアリスト。
年月を重ね大切なものが出来て、失って、色々すり減らして今を生きる人達。

若者は何かを探し夢や希望にと、どこか浮き足ぎみ。それが何処か痛くて身勝手に見えてしまう。どこまで行っても子供である。

でも、そんな世界で彼ら彼女らがそれでも掴む世界はそんなもの度外視するほどの世界。

そんな世界と対立する、どこまで行っても世界系である。