カズザク17

花戦さのカズザク17のレビュー・感想・評価

花戦さ(2017年製作の映画)
3.0
梅も桜も菖蒲も蓮も、それぞれに良さがあり美しい。赤も金も黒も、それぞろに良さがあり趣がある。花も色も、どれが良くてどれがダメとかはない。そこにあるのは個人の好み、好き嫌いだけ。その好き嫌いを押し付ける、天下人の秀吉。足軽から天下人まで登り詰めた苦労人だけに、周囲から軽く見られる、バカにされる事を嫌ったのか?必要異常に敏感だったのか?異常なまでの自己主張と、ワガママの押し付けで、少し気分が悪くなった。(映画…作り物なので、多少の誇張はあると思うが。)
出てくる花がキレイ!躍動的に独創的に飾られる事で、生命が吹き込まれるようである。ただ、河原で石を組んで飾られた一輪の花が、一番キレイだったと思う。最近、仕事が忙しくて、少し?かなり?イライラが続いている。ちょっと花でも飾ってホッと一息…気持ちが落ち着くのでは、なんてガラにもなく考えてしまった。