Ash国立ホラー大学院卒論執筆

サイレンスのAsh国立ホラー大学院卒論執筆のレビュー・感想・評価

サイレンス(2016年製作の映画)
3.3
【殺人鬼ラファエル】

人気Youtuberラファエルが家に侵入してきて殺されそうになる話(大嘘)
ラファエル仮面の存在感とオーラが凄いが、すぐに外してご尊顔を披露してしまうのが残念ポイント。

被害者は一人暮らしの女性で、なんと聾唖。永遠のHush(静けさ・静寂)の中で生きる彼女が、圧倒的不利な戦いを執念で乗り切る。痛々しいシーンや緊迫感のある展開で意外と楽しめました。



登場する武器の強さランキング🎯🔪🔫
1位 ボウガン
2位 殺虫スプレー
3位 ナイフ
4位 ナッパー
5位 マッチョのタックル

ボウガンは貫通力は半端ないものの、急所(頭・心臓・肺など)に当たらない限り致命傷にはなり得ない。なので、ボウガンを使用する猟師は大量出血させる為の特殊な鏃を用いる。今作では普通の矢だったので、1位と言えど決定力に欠ける模様。
もう一つの問題は、今作のボウガンは弱すぎるというもの。150ポンドの中華製のパチモンでも車のドアを貫通するほどの威力があるのに、ただの薄い木の窓枠さえも貫通できないという弱体化。コールオブデューティのパッチかよと。

殺虫スプレーなどのスプレー系の武器は、一般的に「非力な女の護身用武器」とされるが、実際はかなり強力。ボウガンと違い装填は不要で連射でき、飛距離の短さという欠点も室内であればカバー可能。致命傷にはなり得ないものの、目を潰せるので一気に優位な立場に立てるゲーム・チェンジャー😈ψ

ナイフはとにかく使用が難しい。熟練のナイファーともなれば、トリッキーで計画的でいやらしい立ち回りにより敵の背後に立ち、頸動脈を一斬りしてステルスで確殺😇、もしくはダーツの要領で投擲して急所にブルズアイを決めれば、これも一撃で致命傷😇となる。室内などの閉鎖空間ではハンドガンより活躍する場合もあるほどで、ナイフの可能性は無限大なのだ。
だが、使用者が素人であればナイフは微妙な武器なので3位とさせていただく。

ナイフだと適当に刺しても行動阻害や大量出血を容易に起こせるが、鈍器(ナッパー)はそうもいかない。中世の戦争などでチャンバラでもやるなら話は変わってくるが、所詮ナイフの劣化版。

マッチョのタックル。日本人の場合ホモを連想してしまうかも知れないが、コイツも中々や。本気でやれば後遺症レベルの重症を負わせることもある。最近では日大ラグビー部での事件が有名だろう。