そもそも同じ土俵に上げちゃいかんのかもしれませんが、アメリカの雪深い土地でおこる殺人事件を題材にした映画といえば言わずもがなコーエン兄弟の傑作、”ファーゴ”です。
どうしてもファーゴと比較しちゃう自分が鑑賞中ちょいちょい顔を出してしまった為やっぱりこの”ウインドリバー”については辛口評価しちゃう自分です。
結構事件の全容自体は、単純だったと思います。後半30分くらいでドタバタと色々なことが暴かれ、勃発し、ジェレミー・レナーがサクッと悪を成敗しちゃいます。
エリザベス・オルセンは若くかわいいけど、妙に前半イキがってるし、娘を亡くした先住民の夫妻の家にズカズカ入り無神経な発言するしで経験不足なFBI捜査官を演じているのですが、正直なんだかそこまで核の部分でこの作中に彼女の存在理由が感じられなかったんですよね...
特にちょっと匂わすジェレミー・レナーとの色恋のかほりは要らなかったと思うんです。なんかこんな時に結構余裕あるなぁお二人さんと思うと途端に冷めます。
しかもね、私の愛するジョン・バーンサル氏の出番がっ!少ないっ!
それに、あまりにも無残な居た堪れないシーンでの登用は堪えたなぁ（ ; ; ）
とまぁ、自分好みの題材と雰囲気だっただけに期待値を上げてしまったからかイマイチ フィットしなかったしもうちょっと広げようあったのでは?と感じずにはいられませんでした〜
