もやし

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜のもやしのレビュー・感想・評価

5.0
エンドロール泣けた…
後味の爽やかさ半端ない。



主人公が昼寝したときに見る夢。それは幼い頃父が聞かせてくれた物語だった。
その夢は現実とリンクし、過去の出来事が明らかになってゆく。



主に主人公が幼い頃に亡くなったお母さんのことや、家族がテーマ。
亡くなってしまったという悲しみは一生消えないけど、こんな風に爽やかに亡くなった愛する人に向き合えたらどんなに良いんだろう。



この夢の世界観なんか懐かしい感じがすると思ったら、子供の頃思い浮かべたようなファンタジーみたいなんだなと思った。
悪役が典型的な純粋な悪人だったりね。
この世界は私のものだー的な悪人今時いるかね?笑 懐かしい感じがしました。
あとは近未来的だったり化け物だったりロボットだったり空を飛んだり魔法だったり、子供の妄想全部入り。



夢と現実が交錯する設定のおかげで、現実でも自然と夢を抱くことができる。
強い思いがあれば人は色んなことができる。
愛に感動。
前向きな映画。
もやし

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