このレビューはネタバレを含みます
前作よりストーリーもアクションもジョークも良かった!ストーリーとしては、ウェイドもケーブルも家族との物語を抱えていたことが本作をより良いものにしていたと思う。アクションは、前作より何が起きているのか分かりやすかったように感じた。ジョークは、剣を振って銃弾を跳ね返すかと思いきや全部当たってるとことか笑った
ついでに、運がいいだけというヒーローが意外と面白かったのと、忽那汐里が可愛かった
ただ、ラッセルという男の子がなぜこの物語に必要なのかが分かるまでは、彼に重きを置くパート(学園での彼の登場〜刑務所)はやや退屈に感じた。つまり、「ケーブルの妻子を殺した」という役割があるから物語には彼が必要だけど、彼そのもののキャラクターにはあまり魅力を感じなかった。また、ジャガーノートとかいうデカい怪物もマーベルに詳しくない身からすると登場しても特にテンションは上がらず、ただ大きいだけで個性に欠けるように感じた。こっちも、「ラッセルの復讐を助ける」という役割において必要かもしれないけれど、キャラクター自体には魅力を感じなかった。物語の中で果たす役割があること、キャラクター自体に魅力があること、その両方を兼ね備えている登場人物が理想であると思った。