ポルりん

田園に死すのポルりんのレビュー・感想・評価

田園に死す(1974年製作の映画)
4.5
【所感】
まさに傑作!!

【演出】
いやー、素晴らしい!!
都会的な華麗さと田舎的なものを大胆に混ぜ合わせ、不思議な幻想世界を描いている。
恐らく「フェリーニ」に影響されているのだろうが、個人的には本作の方が引き込まれる映像かな・・・。

【脚本】
本作の監督・脚本を務める「寺山修司」自身の少年時代を回顧した自伝的な作品だが、物語は訳が分からず難解。
というより「寺山修司」は本作を視聴者に分からせるつもりなどないのだろう。
恐らく本作は、人に見せるために作った作品ではなく、自分の心の中に蠢いている少年時代の思い出を妄想し

・こうであって欲しい過去

・こうであったかもしれない過去

・こうだった方が面白いんじゃないかという過去

と勝手気ままに混ぜて表現しているだけの作品なのだから。
しかも「寺山修司」は並みの凡人ではなく天才なのだから、尚のこと凡人の私には理解するのが無理である。
それにも関わらず、先が気になって終始画面に釘付けになってしまうのだから、感服である。
ポルりん

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