田園に死すの作品情報・感想・評価・動画配信

みんなの反応

  • 画面、演出、音楽の影響が大きい
  • ストーリーが面白く、映像がグッと迫る
  • 柱時計と時間の概念、恐山とサーカスが不気味に美しい
  • 現代の映像作家たちに影響を与えたショットがある
  • 日本の文化、風土、習俗をおどろおどろしく表現できるのが凄い
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『田園に死す』に投稿された感想・評価

めっちゃいい映画だなあ。いや、良いですよ、すごく良い。なんか友人に言わせればホドロフスキーのパクリらしいけど、まあどうでもいいでしょそんなこと。ママから離れたくって色々画策する少年時代、そこから離れ…

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幼い日に見た白昼夢のよう
恐ろしくも美しい魂に焼き付く映画です。

「母さん、どうか生きかえって、もう一度あたしを妊娠してください」
舞台「身毒丸」にも同様の台詞がありましたね。
少年期の「私」がカラーで現在の「私」がモノクロ
イタコ、恐山、白塗り、雛壇の川下り

記憶は美化される

「見るために両瞼をふかく裂かむとす剃刀の刃に地平をうつし」

『書を捨てよ…』と比べるとショットの構図が決まっており、脚本の内容も内省さが薄まり外向きになった。全体的に映画としてのクオリティがかなり上がっていることが伺える。

今作も類に漏れず、ATGが好みが…

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4.0
拡張された舞台が現実に映し出される様はとても目を見張る素晴らしいものであった
おっ
4.6

寺山さんの実験映画の中では最高傑作でしょう
渦ボン打ちの柱時計はまもなく日本では作られなくなります。製造中止になる前にさんてる社の渦ボン打ち柱時計を買いましょう。私も持ってますが音がいいですよ
ht…

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寺山修司が脚本・監督を務めた2つ目の作品。
鈴木清順の大正浪漫三部作が好きな自分にとってはたまらない傑作だった。
シニカルでサイケデリックな死の香りと、鮮やかな色彩の数々。
悪い時に見る夢のように朧…

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がら
4.5
常に衝撃が走る映画だった
特にラストの場面切りかえにはやられた
4.5

寺山修司は幼少期に染み付いた思い出がいつもどこかに散りばめてある。

父のいない母と息子の関係や覗き見などこれは寺山修司自身への過去との決別だったんだろうかとも思ってしまう。

しかし彼の世界観には…

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3.9

故郷の田舎や母親から離れたくても離れたくない気もするという、かなりきちんとした軸があるので意外な感じがした。もちろん、指し示している指の看板やら空気人形やら制服やら、今のサブカルに繋がる小物や演出に…

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