意外と面白かった！

お金の為に不法入国のお手伝いをする大学教授とその娘。更にトランクに乗り込む不法入国志願者３名＋大学の同僚女性１名のロードムービー。

トランクに詰め込まれた３人の会話シーンが面白かった。そして、旅をしながらなんとなく深まる父と娘の関係性もよかったし。ラストもほっこり終わって満足な１本。まあまあかな。

メキシコからアメリカへの不法入国に手を貸している大学教授の主人公とその娘のロードムービー。根深い問題が作品の背景ではありますが,コメディタッチで観やすくて,ロードムービーらしいカラっとした感動がありました◎

殺伐としてるのかと思ったらコメディ。ちょいハートフルですが内容は密入国させる話。主人公が金のために地元のメキシコ系レストラン経営者の依頼でメキシコ人をトランクに入れて国境を跨ぐ、そんなロードムービー。映画の終わりに密入国してきた人のインタビューがあった。
アメリカにとって不法入国は大麻と同じで広まりすぎて手がつけられないのだろう。
劇中の言葉を借りていうならば「世の中白黒つけられないこともある」と言いたいのかもしれないが、白黒つけられないと言うことは黒を白だと言っているだけである。