音音

土竜の唄 香港狂騒曲の音音のレビュー・感想・評価

土竜の唄 香港狂騒曲(2016年製作の映画)
3.9
一般試写会にて鑑賞。
原作漫画は未読。


前作同様、三池監督、クドカン脚本、
笑わせてくれますよねー
しかも笑うポイントがわかりやすい。
だいたい同じ場面で会場全体から笑い声がきこえますよね
しかも、制作側もわかってるなー
クドイくらい笑うとこ持ってきますよね
わかってるのに笑ってしまうよねー


生田斗真、
ジャニーズとは思えないくらいの振り切った、見事な演技力です
アクションも上手だし、ちょと下ネタなシーンも、
おい、ジャニーズさんよ、大丈夫なのか?とちょと心配してしまうくらいなおふざけな演技がまた魅力。
笑うシーンは沢山あったけど、生田斗真の振り切った、馬鹿なコメディタッチな演技があってこそなんだろうなぁ…表情も豊か〜というか。
'ジャニーズ'という
重い重いものを背負っているにもかかわらず
あんなに振り切った演技をみせてくれた生田斗真に、
むしろ感動すらしました

前作から豪華キャストですが、
今回も良かったです
個人的には、菜々緒、お見事と云いたい
あーいう役合うよねー
アクションも上手いし
CGのシーン?
笑ったなー
ずるいですよもう。
またクドイくらいやってくるしね。
笑い止まんないですよ。

実写化映画て、結構ハズレなキャストもあるから、この映画、キャスティングされた方、グッジョブです

後に何も残らない映画だけど、
フザケてて
バカバカしくて
ぶっ飛んでて、

何も考えずにただただ、
笑える
何にも難しい事は考えなくていい
身を委ねる気持ちで
ただただスクリーンの中でめいっぱいはじける
役者陣を見て
笑い、笑える、笑わせてもらう
そんな映画です。
'くだらない'が褒め言葉になる映画です。

日常を忘れて、
最高の'くだらない'を、
ぜひ劇場で笑いに包まれる時間を、
楽しんでいただきたい
そんな映画です。
こういう映画も、日本には必要です。
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