コロンビアのカリを舞台に繰り広げられる麻薬カルテルの抗争と1人の男の人生を描いた作品

作品の構成としては
前半カルテルとその世界を描き
後半主人公のマルティンに焦点を当て彼の人生を描く

この構図自体はカルテル映画としては別に問題ないんだけど主人公がこの世界でやっていくにはあまりにも頭が悪いのと自分勝手すぎるクズであるがために焦点が主人公に当てられる後半で大きく失速したように感じた

総評としては前半が面白いだけに勿体なく感じたかな…

EL CARTEL DE LOS SAPOS 2011年 107分。実話がベース。コロンビア、貧しい育ちのマルティンは闇組織に入り、ドラッグ商売で金を稼ぎ、それなりの存在となり、豪邸、高級車を手に入れ、憧れのソフィアを妻にする。しかし、コロンビア政府は密売人をアメリカに引き渡す方針を決める。包囲網は強まり商売はやりにくく、マルティンもDEAに追い詰められ、協力者となるしか選択肢が無くなってしまう。凡庸なドラマ。DEA捜査官のトム・サイズモアは存在感を見せる。

特に感じるところはなかった。
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