さすがにこれはちょっと失敗しちゃったかなと思いましてですね。
というのは、B級スプラッターというのは承知の上だったんだけど、1番気になったのは2009年の映画でありながらあまりにも残酷すぎて13年くらい未公開で封印されてたなんて言われてるんですよね。それでそんなにすごいのか、いや、ヒドいのか、という怖いもの見たさがありました。いつもはホラーというとどうしても笑いながら観てしまうんですけど、これはもしかしたら本当に怖がらせてくれるかもしれない……そんな匂いがしたんですよね。
オープニングとか、グロいカット挟みつつではあるけどちょっとかっこいいんですよ。そんで、前置きとか説明とか一切なくいきなり始まってる感じとかも良かったんですよね。ちょっともたつくところはあるけど、とにかく殺す。人がくればどんどん殺す。普段はこういうの観ないけど、まあ、そういうものだということもわかってます。はい、B級映画もいろいろかじってきました。
確かに残酷なシーン、グロいシーンあります。あるんですけど13年封印するほどのもの？？ ではないなあという肩透かし感があったですねぇ。この13年の間にこのレベルのものを見てきたからなのか？ レイティングも今じゃザラにあるR15+なんですよね。だから一応けっこうな覚悟を決めて観に行ったはずなんだけど思ってたほどビックリはしなかったです。スプラッターが少なかったですかねぇ。かわりにおバカなヒロインの茶番はたっぷり見せられました。これはバカすぎてけっこう笑った。
