エアール

アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲のエアールのレビュー・感想・評価

3.4
男前のジャン・デュジャルダン、
気品と色気が漂うエルザ・ジルベルスタインを主演に迎えて贈る大人の男女の愛の物語。
他、クリストファー・ランバートやアリス・ポルらが共演しております。
たった2日間、されど2日間です
ーーインド国内を巡礼する旅を通して
大人の恋の始まりとその行方をね。


新進気鋭のインド人映画監督、
彼の新作映画、インド・フランス合作
のオファーを受けた、世界的に著名な映画音楽作曲家のアントワーヌ。
彼がフランスからインドへと渡るところからスタート。

監督やスタッフ、他関係者らに出迎えられ
フランス大使館で歓迎&懇親会が催される
ーーそこで大使 サミュエルと彼の妻 アンナと出会うアントワーヌ
ーー話も弾み楽しいひと時を、
サミュエルとアンナは最近子作りに励んでいるのだが、なかなか思うようにならず
ーー不妊解消にと、巡礼の旅へ近々出かける予定なのだ、とアンナ。


後日
ここしばらく続く頭痛に悩まされるアントワーヌ
ーー仕事にも支障が出始めると厄介なので、監督同伴で病院へ
ーーするとお医者から、
脳内に血栓ができており頭痛の原因はそれである、
いつ破裂してもおかしくない、と。

アンナの巡礼の話を思い出すアントワーヌ
ーー沐浴、聖者 アンマへ会いに行く、
前向きな考えや行動には不思議な力が働く、と。
巡礼をすることで
力が促されあらゆる問題が良い方向へ向かうのだとか
ーースピリチュアリティーを全身で感じることができるんだそうで。

アンナの巡礼の旅が始まり、
途中駅でアンナと合流して巡礼の旅のお供をするアントワーヌ。
旅中の時間を共有することで
否応でも2人はお互いを意識し合うようになっていく…
ーーアンナには夫が、
アントワーヌにはピアニストの交際相手 アリスがいて結婚を迫られている。
アリスもパリからインドへと。


巡礼の旅、各々の問題、
いつのまにか始まっていた恋愛に2人がどう答えを導き出すか
ーーアントワーヌ、アリス、アンナ、サミュエル、
4人が一堂に返した時、未来が決まる。
クロード・ルルーシュ監督がみせる男と女、大人の青春に酔いしれましょう。
エアール

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