アフガニスタンの児童婚問題についてのドキュメンタリーかつ、才能あふれる少女ラッパーのサクセスストーリー。
あなたの人生に介入することはできないといいながら手を差し伸べる。
長く取材をしているうちに深く人生と関わることになるドキュメンタリーの撮影スタッフ／支援団体の葛藤／心変わりが素晴らしくて泣けてくる。
アフガニスタンには人身売買も同然な児童婚という問題があって、避難したはずのイランには女性が歌うのは禁止だからもう支援できないとか、母親であっても娘の味方になってくれないむしろ同調圧力をかける側とか、イスラム社会は女性にとってハードすぎる。
終盤。人生を切り開きはじめてからの展開が重層的。
・完全に味方になった撮影スタッフ。
・タリバン支配下のアフガニスタンに戻らないといけない。
・パスポートとビザが発行されるかわからない。
・完全に敵になってる母親。
15歳の少女がこれらに立ち向かう。
才能があって、その才能を信じて行動して、自分の人生を変えていく。
気になってググると、いまもアメリカで活動／勉強してるようで本当によかった。
これは素晴らしいドキュメンタリーでした！
