ブレードランナー悲願の続編！
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ライアン・・ゴズリング、ハリソン・フォード主演。
2049年環境破壊の進んだアメリカ。レプリカントのKの、孤独な捜査を描いたSF超大作。
前作とは大分趣きが違っていて、タルコフスキーを意識したと言われる独特の間と、時間の経過を楽しむ作品。169分という長尺ながらも楽しめる作品です。
ライアン・ゴズリングは、『ラ・ラ・ランド』に引き続き、最高のパフォーマンスを見せているし、ハリソンも出番が少ないながらも、存在感抜群！AIの彼女とフランク・シナトラがとても印象に残りました。
ハンス・ジマーのサントラも、非常に重厚感があり、暗い未来を思わせる名盤と言える劇伴になっています。ラストも切ないものに...。個人的には前作より好きな作品！
実はこの頃、僕が顔面神経麻痺を患っていて、もちろん本当はダメなんだけど、かなり無理して映画館に行った思い出があり、一生忘れられない映画鑑賞になりました。この後『カンフー・ヨガ』も日本では3回劇場に行ったので、我ながら本当に生命力強いおじさんだなあと思う。(他の方は絶対マネしないで！w
コロナ禍で、今作の様なダークな未来そのものとなった2021年だけど、なんとか希望を捨てずに前向きに日々生きていきたいものです。
今年公開予定のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の、『デューン』も本当に楽しみ！！
