世界観はしっかり引き継がれていて、一瞬でブレードランナーの世界に入り込める。
1作目とは映像美が格段に違うけど、それがちょうど物語の時間経過と同じくらいだと思うと、デッカードの老いも含めて仮想世界なのにリアリティを感じる。
無機質な世界にオレンジの小さな花が、可愛くも切なく映る物語の始まり。
その静か切なさは物語の核にずっとあって、不思議とこの独特な世界観に馴染む。
前作に比べると掴みどころがないというか、どんな話?って聞かれた時に困る感じというか笑
でも、レプリカントの生殖が、希望にもなれば戦いの始まりにもなりかねないという、かなり踏み込んだ問題提起は、AIがすごい勢いで進化してる今、必要な問題提起なのかもしれない。
冒頭からデイヴ・バウティスタが!ドラックスー!(違う)
そしてアナ・デ・アルマスが可愛すぎて、これじゃリアルな彼女とかいらないわ…と思ってしまった😂
前作が逃げる物語だとしたら、今作は向き合う物語でした。
自分が「何者か」かもしれないと思う。
それは不安でもあり希望でもあった。
いつでも人は希望をどこかに探している。
ラスト、私はあそこで終わってくれたのはとても好きでした。
そこから先は自分が望む言葉を想像したらいい。
あ!丁度2500作品目だった!
だったらもっと思い入れの強い作品アップすればよかった!笑