IMAX3Dで鑑賞
160分も3Dメガネ掛けるの嫌だなぁと思ったけど静かな作品なので目の疲れも特に無く、独創的な深みのある映像美と、ドゥニヴィル作品お決まりの不安を煽る重厚なサウンドに酔いしれました。贅沢なIMAX体験でした！
言葉で説明するのではなく長回しによる映像で訴える「間」の演出が多くて、上手く理解しきれないとこもあって正直退屈に感じる場面が多々あったけど、デッカードがいつ登場するのかという焦らしのおかげで集中して最後まで没入できたし、終始物憂げで自我に悩む主人公Kをライアンゴズリングが感情の起伏を繊細に演じていて役者としての魅力を余すことなく出し切っていたと思う。
ブレランの特徴といえば荒廃したディストピアに映し出されるホログラフだと思いますが、今回一番映像的に斬新なのがAI彼女のジョイとの絡みでした。人工知能とのバーチャルラブはホアキンフェニックスの『her』が浮かんだのですが、視覚的な要素があると臨場感が全く違いますね。アナデアルマスやっぱ最高だわ。雨に打たれるジョイの表情が一番綺麗だった
SONYさんはレプリカントより先に至急ジョイの制作に取りかかってもらいたいw
それとIMAX特典で貰ったA3ポスターがカッコ良くて嬉しかったけど、傷つけずに持って帰るのが大変だったw こっちも早くホログラフ化してくれ！
