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愛を綴る女のlemmonのレビュー・感想・評価

愛を綴る女(2016年製作の映画)
4.0
冒頭から痛さ全開の女。
演じるはマリオンコティヤール。
愛を求め、周りはお構いなしに猪突猛進に。
両親は気を揉み、雇っていた真面目なジョゼと結婚させる。


官能的に匂い立つ画面。
何というか全くの直球ではない。
クラシック音楽も、色のトーンを落とした画面も、野暮ったいマリオンの衣装までもが、妙にゾクゾクさせられる。

愛さない。
俺も愛さない。
からの、、、。


夫演じるアレックスブレンデミュールに、中盤にヒロインと出会う中尉のルイガレルと、もっといいのいなかったのか?と思う男優陣のキャストだと思っていたが、物語が進めば進むほど、ブレンデミュールが最高にかっこよく、おとなのエロさ(包容力か)を醸し出してきて驚いた😊。


「ゴーンガール」「シャッターアイランド」「ガス燈」等々、本作のような物語で驚きの展開って結構既視感があるが、これほど静かでメロドラマ的な展開になっていった作品は初めてだったかも🤔。


自分は好きでした🥰。
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