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愛を綴る女のmarm25のネタバレレビュー・内容・結末

愛を綴る女(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

不倫のお話かと思ったら壮大な愛の物語で驚き。ずっとジョゼが寛大すぎるって思ってたけど、最後に胸を打たれます。

少女時代から愛を求めて欲が強かったガブリエル。ヒステリックなところや発作があり、母親が家のラベンダー畑で働くジョゼの好意に気づき結婚させることに。ガブリエルは興味はなく「愛さないしあなたとは寝ない」ということに対して理解を示し、無事結婚。
しかし娼婦で欲を満たすジョゼを見て、ガブリエルが真似事をして妊娠と流産。発作の理由が結石だったことがわかり、温泉療法のために施設へ6週間入院することになる。そしてガブリエルはそこで魅力的な男性に出会ってしまうけど、入院が終わることで離れ離れに。しかし手紙を書いても返事がない日々…
時がたちガブリエルとジョゼには子供が産まれピアノを習わせ、大きくなった時にコンクールへ向かうと、あの男性の住所のそばであることに気づき家を訪れると、実は途中から幻想を見ていたことに気づく。
全てを知っていたジョゼは、ガブリエルの「なぜ?」という問いに対して「君に生きていて欲しかった」と答える台詞がやばすぎる。

こんな男性に出会いたい。
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